大宮指扇サッカースポーツ少年団

埼玉県さいたま市西区で活動する「大宮指扇サッカースポーツ少年団」のブログです。

2015年6月27日「指扇ダービー」開催!【埼玉県第4種サッカーリーグ戦・選手権大会】

 

みなさん、こんにちは。

 
今回は、27日(土)に行われた「埼玉県第4種サッカーリーグ戦・選手権大会」の指扇AとBチームの直接対決、「指扇ダービー」の模様についてお知らせ致します。
 

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今年度、2チームエントリーとなった私たち指扇サッカー少年団ですが、偶然にも同じグループに所属する結果となり、両チーム前期の最終戦となったこの日、ついに直接対決することとなりました。
 
金曜日から強い雨が降り、当日も朝から小雨が降り続く生憎のコンディションになりましたが、無事予定通り試合が開催されました。
 

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チームの構成から言っても、個の力に勝るAチームの優位は否めませんが、Bチームの面々からもモチベーションの高さがはっきりと感じられ、好ゲームが予想されましたが、期待に違わず立ち上がりからBチームが積極的にプレスをかけ、一進一退の展開となりました。
 
個人技に勝るAチームはドリブルで積極的に仕掛けていきます。しかし、Bチームも今日は中盤のプレイヤーがしっかりプレスをかけ、好きなようにやらせません。Bチームは攻守の切り替えがしっかり出来ており、立ち上がりはほぼBチームが押しているように見えました。
 

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ですが、徐々にAチームも押し返し、再三右サイドの裏のスペースに長いボールを入れてチャンスを作ります。そしてついにディフェンスの隙をついて右サイドを抜け出した前線の川目君がキーパーと一対一となり、キーパーも反応良く飛び出しましたがやや位置取りが甘く、ゴール右隅に決められてしまいました。
 
今までのBチームなら、先制されると全体が引いてしまい、攻撃の形が作れないまま追加点を奪われてしまうのですが、この日は違いました。
 
その後も全員が声を出し、積極的プレスと攻撃を繰り返します。
 

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そして後半の立ち上がり、やはりプレスから右サイドでボールを奪うと綺麗な折り返しで中央に放り込まれたボールに小柳君が反応し、素晴らしいヘディングシュートで同点に追い付きました。
 
その後もBチーム押し気味に試合は進みます。今日のAチームは中盤にスペースがあり、その分Bチームの前線の選手があまりプレッシャーを感じることなく比較的楽にボールをキープ出来るため、いつもより攻撃の形を多く作れているように感じました。
 
ここでAチームは点取り屋でドリブルが得意な五年生の松尾君を投入。前半からBチームのウイークポイントと思われた右サイドの奥のスペースを果敢にドリブルで切り込み、何度か一対一の状況を作りますが、キーパーがタイミングの良い飛び出しを再三見せ、ゴールを割らせません。
 
しかし終了間際、最終ラインから上がってきた石田君がBチームの選手の寄せが甘くなった隙をつき、素晴らしいロングシュートを放ちます。キーパー必死に飛び付くも及ばず、これが決勝点となりAチームが接戦を制して勝利しました。
 

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しかしながらこの試合のBチームの得点は、そこに至るまでの展開やフィニッシュの美しさなど、今年の指扇のベストゴールと呼んでも良いものだと思いますし、試合を通して高いモチベーションと攻撃的な姿勢を持ち続けたことは称賛に値するでしょう。また、Aチームも指扇Aチームの名に相応しい個の力を見せてくれました。
 
試合が終わった後、Aチームの選手は誰一人として勝利を喜ぶ者はいませんでした。また、Bチームのほとんどの選手は悔し涙を流していました。
 
AB両チームとも四月から新たにスタートして未だ3ヶ月程度にすぎないのですが、特に気持ちの面において大きく成長期しているのだな、と感じた瞬間でした。ま、親の贔屓目かも知れませんけどね。
 
また後半戦が楽しみになってきました。
 
ここまでチームを導いてくれた指導者の皆さん、また毎回惜しみ無いご支援をいただいているご父兄の皆さんに、心より感謝申し上げます。
 
今月もたくさんのゲームが予定されています。また、24日(金)からは長野県の白馬で恒例の夏合宿が4日間の日程で開催されます。こちらも頑張ってこれらゲームやイベントの模様を発信してまいります。意気込みは充分なんですけどね。
 
それではまたグラウンドでお会いしましょう!